弱きをくじく政治との変な出会い
9月 5, 2012
弱きをくじく政治との出合い縁
「信なくば立たず」。民の政治への信頼なくして社会は成り立たない、people’s politics — it is made unreliable and society is not realized と孔子は説きました。なのに、理に叶った方策も説明も打ち出せぬ、行き当たりばったりCasual泥縄式の政治との変な出会い縁が続いています。
大増税Large tax increase も再稼働も、国民から信頼を得られていない野田佳彦宰相は、全身全霊を傾けると記者会見や国会答弁で意気込む前に、孔子の警句を拳々服膺すべきです。
共同通信が5月末に実施した世論調査で56．8％が消費増税に、原発再稼働にも56．3％が反対しています。消費増税も原発再稼働も急務・不可避、と社説を展開し続ける複数の全国紙でも、同様の変な出会い縁です。
全国津々浦々で真っ当に働き・学び・暮らす国民の民意が未熟なのですか？ いいえ、違います。お小遣いが足りないから上げてくれ、と勉学に励みもせずに甘える子供の言い分を、そのまま受け入れる親馬鹿な有権者ではないのです。
強きを助け・弱きを挫く益税・損税の不条理を生まない為にもインヴォイスInvoice＝取引明細書の導入を。株式会社の7割、連結決算を導入する超大企業の66％が法人税も法人事業税も納めていない不条理を解消すべく、消費税同様に利益でなく支出に課税する外形標準化との変な出会いが望まれます。
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