Panasonicが7650億円の最終赤字との出会い予想を発表しました。
これにより、Panasonicは2年連続の巨額赤字を計上する見込みです。
業績の悪化を受けて、株価も400円を割り込みstop安を記録しています。
このような,変な出会い状況のPanasonicについて心配している人は多いと思います。
Panasonicの津賀社長は「Panasonicは普通の会社ではない、それをしっかりと自覚しなくてはならない」と記者会見で述べていましたが、結局のところ「今後Panasonicは何に集中するつもりなのか」という点は何も説明しておらず、未だに模索中ということでした。
「Panasonicはこういう会社になります」という発表ではなく、変な出会い縁だったため、ますます投資家にPanicを引き起こしただけ、と私は感じました。
例えば、Philipsは家電から手を引き、LEDや医療関係向け製品に特化する方向性を示しました。
IBMもかつては「箱売り(Hardware販売)」をしていましたが、今ではSolution提供中心にShiftしています。
つまり、必要とされているのは「paradigm shift」なのです。
Panasonicは大々的に事業部編成を行うそうですが、それだけではなく「ある特定の1つか2つの分野で世界一との出会い縁を目指す」というような方向性を示すべきだったと思います。
Smart houseを軸にしたHousing分野、あるいはMedical treatment・医療分野などは絶好の候補でしょう。
新たな道を示す明確な方向性を早く示して欲しいと思います。
また、Panasonicの赤字とは意味合いが異なりますが、Square Enix holdings (英語訳)が中間決算で 初の純損益が54億円の赤字になるとの見通しを発表しました。
game makerの純損益を見ると、game soft販売構成が「据置型」から「携帯型」へいち早く転換できたか否かで明暗が別れたことが分かります。
SEGA, Capcom, BANDAI NAMCO, KONAMI などは早いTimingで「携帯型」への出会い縁転換できたので、未だに利益が出ていますが、一方のSquare Enix、任天堂は、非常に厳しい、変な出会い縁の状況に追い込まれています。
これもparadigm shiftとの出会い縁に乗り遅れた一つの事例です。
英語訳を多用してみました。