英語教育大手、アルクのベストセラー講座 千時間ヒアリングマラソンに取り組んだ感想&体験談をまとめたページです。
 
カリキュラムですが、ヒアリングマラソンをちゃんとやろうとすると、結構たいへん。
ボリュームがある分、時間はかかります。
 
1000時間ヒアリングマラソンで要求される勉強量はかなり多く、イングリッシュジャーナルとヒアリングマラソン専用のCDを聞くだけでも十分英語漬けに。
 
ただ、勉強量は多いですが、テキストに「こうやってやってください」という分かりやすい説明が乗っています。
 
なので、そのとおりにやっていけば、迷うことはないでしょう。
 
1000時間ヒアリングマラソンの進め方
 
基本、CDと専用テキストで勉強します。
 
(1)まずは簡単なトレーニング。CDを聞きながら英語の音を聞き取ります。
 
CDを流すと、これらの英単語が1つ1つ流れます。
 
CDを聞いて、英単語一覧で、わからない語彙をチェックしつつ発音を真似していきます。
 
次はアルク独自のシステム、3ラウンドのウォーミングアップ。
 
これは、3ステップで英語を聞き取り、深く理解していく方法です。
 
「最初は浅く、だんだん深く」というイメージでしょうか。
 
英語を聞いて、大枠→細部と理解を深めていきます。
 
 
 
(2)次は口語表現が登場するラジオドラマ。
 
英語圏で実際に放送されているものを題材に、ネイティブのナチュラル英語を聞き取ります。
 
ラジオドラマ劇場で楽しみながら英語をヒアリング。
 
メインは、2人のスピーカーの会話を聞き取ること。テンポよく進んでいくので、慣れないうちは難しいかも。
 
スクリプトを確認しながら、何度もCDを聞いていると、自然と英語が聞き取れるようになっていきます。
 
 
 
(3)ラジオドラマのコーナーが終わったら、今度は時事ネタのインタビュー英語。ビジネス関連の英語を聞き取ります。
 
こちらはグーグルとアップルをテーマにしたインタービュー。
 
ビジネス関連のネタは、やっぱり何度もCDを聞かないと難しいですが、このレベルの英語をスラスラ聞き取れたら最高でしょう。
 
(4)Training Gym
 
このコーナーでは聞き取りに加え、シャドウイングやリピーティングなど、話すトレーニングも。
 
英語で伝える技術を磨くなら、ここのコーナーでしょうか。
 
個人的に面白かったのは、映画のセリフを聞き取るコーナー。私は映画が好きなので、自然と英語を集中して聞くことができました。
 
 
 
(5)月に1度、実力チェック
 
1000時間ヒアリングマラソンを受講したら試したいのが、月1の実力テスト。
 
この講座では、マンスリーテストという名の実力テストがあって、どれくらい英語力が伸びたかを診断することができます。
 
 
 
締め切りまでに問題にトライ、専用のマークシートに答えを記入、郵送します。
 
内容ですが、トーイックに出題されるような問題が中心でした。全26問、全て選択式の問題です。
 
1000時間ヒアリングマラソンをやりこんで、マンスリーテストで実力をチェック。トーイックの試験対策になると思います。
 
ちなみに、「今月の課題」というコーナーもあるので、それに挑戦するのもOK。
 
郵送後、1ヶ月くらいに結果が届きます。
 
 
 
ヒアリングマラソンで勉強→マンスリーテストを受ける→実力判定→もっと頑張ろう!
 
という感じで、どれくらい自分の実力が伸びているかを、毎月チェックすることができます。
 
ほかの参加者の方の平均なども分かるので、「自分も頑張ろう!」という気になります。
 
(6)1000時間ヒアリングマラソンのまとめと感想です。
 
評価の高いアルクの定番講座だけあって、質の高い素晴らしい内容。
 
さすが100万人突破の人気講座だけあります。
 
ボリュームがすごいので勉強量は増えましたが、教材の内容が面白いのでそれほどイヤにはなりませんでした。
 
イングリッシュジャーナルは読むだけで面白くて、英語圏の旬の話題をチェックするのが楽しみになります。
 
1000時間ヒアリングマラソンのオリジナル教材も質&量ともにタップリなので、じっくり英語に取り組めます。
 
正直、やり切るのはかなり時間が必要ですが、1000時間ヒアリングマラソンをしっかりやれば、やった分だけ実力アップが期待できるのではないでしょうか。
 
良かった点
・教材の質は文句なし。CDとテキスト、ともに永久保存できる。
・様々な方法で英語が聞き取れる。
・シャドウイングやリピーティングなど、いろんなトレーニングができる。
・毎月旬の教材が届くので、楽しく英語に向き合える。飽きずに続けられる。
 
悪かった点
・全くの英語初心者には向かない。(TOEIC500点以上の方推奨)
(興味がある方は書店でイングリッシュジャーナルを読んで判断するといいと思います。)
・教材をやりきるには時間が必要。「聞き流し」など気楽には取り組めない。
 
1000時間ヒアリングマラソン 教材の内容一覧
・コースガイド
・マンスリーテキスト12冊
・マンスリーCD12枚
・テストCD12枚
・イングリッシュジャーナルL(CD付属)12冊
・マンスリーテスト12回
・特製CDケース2個
・修了証(コース終了時)
 
※マンスリーテキスト やマンスリーCD、ENGLISH JOURNALは毎月届きます。
 
ボリューム満点の英語講座。toeic高得点者が選ぶ 「役に立った教材」に選ばれるのも納得。
 
勉強する時間を確保し、教材をやりこむのはそれなりに大変でしたが、やり切る価値のある講座です。
 
英語耳を作るのは、このコースが一番かもしれません。
 
ただ、ある程度の英語力がない難しいので、英語ヒアリング学習の初心者の方はヒアリングマラソンの初級コースから始めるのがおすすめ。
 
本気で英語に取り組みたい方におすすめできる講座です。
 
上記の公式ホームページをご覧下さい。
 
情報がたくさんあるので、参考になると思います。
 
 
 ご協力「英会話ビギナーズWEB」さま
 
 千時間ヒアリングマラソンは、こちらから
まゆみの「おすすめ英語英会話 教材」